米Quest Softwareは5月31日、米Vintelaを約5650万ドルで買収することで合意したと発表した。6月〜7月ごろをメドに買収完了の見通し。QuestではMicrosoftのActive Directoryのリーチを拡大してUNIX、Linux、Mac、Javaでも利用できるようにする戦略を進めており、今回の買収もその一環。
Vintelaの製品は、標準ベースのアプローチを通じたマルチプラットフォームの統合を念頭に開発。Active Directory、Group Policy、Systems Management Server(SMS)、Microsoft Operations Manager(MOM)、.NET、Services for UNIX(SFU)といったMicrosoft製品を、UNIX、Linux、Mac、Javaシステムに対応させることを目指している。
Vintelaのプラットフォームインテグレーション製品追加により、異種混在型プラットフォームとID管理に関して企業が抱える問題への対処を支援できるとQuestは説明。将来的にはクロスプラットフォームのユーザープロビジョニング、パスワード管理、エンドユーザーの自己管理を提供する一助になるとしている。
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