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Quest Software、管理ソフトメーカーVintelaを買収

» 2005年06月02日 08時06分 公開
[ITmedia]

 米Quest Softwareは5月31日、米Vintelaを約5650万ドルで買収することで合意したと発表した。6月〜7月ごろをメドに買収完了の見通し。QuestではMicrosoftのActive Directoryのリーチを拡大してUNIX、Linux、Mac、Javaでも利用できるようにする戦略を進めており、今回の買収もその一環。

 Vintelaの製品は、標準ベースのアプローチを通じたマルチプラットフォームの統合を念頭に開発。Active Directory、Group Policy、Systems Management Server(SMS)、Microsoft Operations Manager(MOM)、.NET、Services for UNIX(SFU)といったMicrosoft製品を、UNIX、Linux、Mac、Javaシステムに対応させることを目指している。

 Vintelaのプラットフォームインテグレーション製品追加により、異種混在型プラットフォームとID管理に関して企業が抱える問題への対処を支援できるとQuestは説明。将来的にはクロスプラットフォームのユーザープロビジョニング、パスワード管理、エンドユーザーの自己管理を提供する一助になるとしている。

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