台湾のBenQ Groupは6月7日、従業員数6000人以上を抱えるSiemensの携帯電話事業を取得すると発表した。BenQはこれで世界第4位の携帯電話メーカーとなる。契約は9月30日までに締結される見通し。
BenQが取得した携帯電話事業の本拠地はミュンヘンに置かれ、SiemensとBenQは、欧州、南米市場とアジア市場における相互補完的な協力体制を作る。
SiemensはBenQに5000万ユーロを出資し、BenQは5年間にわたってSiemensの携帯ブランドを使用する権利を持つ。BenQはこの買収により、自社のGSM携帯ビジネスを強化できるとしている。
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