アサヒビールのお客様文化研究所は、傘や天気予報にまつわるアンケートを実施、その結果を公開した。全国の20歳以上の男女を対象にインターネット上で調査を行い、有効回答数は2258人、調査期間は2005年6月1日〜6月7日。
これによると「天気予報をどう確認しているか」(複数回答可)では、「テレビ」が94.4%と圧倒的だが、次いで「PCインターネットのお天気サイト」(52.3%)で、新聞(44.8%)、ラジオ(15.9%)などのメディアを上回った。「インターネットの天気図で、雨雲の動きを見て判断している」など、ネットに掲載される天気図を参考にしながら自分で予測している人も少なくないようだ。
世代別では、50代以上では「インターネット」よりも「新聞」(50代:51.5%、60代以上:53.8%)が多く、20代では「携帯電話のネットサービス」(17.2%)利用者が目立つ結果になった。
ちなみに、1人あたりの傘の所有本数は平均4.84本で、降水確率が30%以上で折りたたみ傘を持っていく人が全体の7割以上に上る。「確率に関係なく、常に折りたたみ傘を携帯している」のは、男性19.8%に対し女性は6.8%。外出の多いビジネスマンは、急な雨にも対処できるよう、ビジネスバッグの中には常時折りたたみ傘を携行し「備えあれば憂いなし」のようだ。
また、傘の購入ポイント(複数回答可)は、男性が「なくすので安いに限る」(33.5%)「すぐに壊れない丈夫なものを選ぶ」(25.6%)と実用的だが、女性は「デザインや色の格好良いものを選ぶ」(56.1%)「携帯に重くない、とにかく軽量のものを選ぶ」(27.1%)とファッション性を重視。「傘は好きで10本以上は持ってる。服装にあわせて 傘の色を選ぶ」など、その日の服装によって傘もコーディネートしているオシャレな女性も目立つ。
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