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Apple、WebObjectsをフリーアプリケーションとしてリリース

» 2005年06月17日 08時10分 公開
[IDG Japan]
IDG

 Appleが開発者向けに無償提供しているMac OS X 10.4「Tiger」開発ツールにWebObjectsを追加すると決定、開発者の間で話題になっている。

 WebObjectsはJavaベースのアプリケーションサーバ/ビルダーで、Webパブリッシングと社内アプリケーション開発に使われる。電子商取引アプリケーションに使われることも多く、Mac以外のプラットフォームで実行できる純粋なJavaアプリケーションも構築できる。

 同社は2002年6月、WebObjects開発ソフトをXservesとともに(Mac OS X Serverパッケージの一部として)無償でリリースしたが、さらに配布を拡大するのは重要な動きと受け止められている。2000年5月まで、このソフトには5万ドルの値段が付いていたからだ。

 WebObjects 5.は現在Xcode v2.1とともに出荷され、実行するにはMac OS X 10.4が必要。

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