カナダのグラフィックスチップメーカーATI Technologiesが6月23日発表した同社第3四半期(3〜5月期)決算は、売上高が前年比約8%増の5億3000万ドル、最終損益は40万ドルの赤字となった。前年同期は4900万ドル(1株当たり19セント)の黒字を出していた。
PC事業はPCI ExpressベースのOEM製品が伸びて出荷は22%増えたが、売り上げが低価格製品にシフトしたため、売上高の伸びは6%にとどまった。
「ATIにとって厳しい四半期だった。特にPC事業は売り上げ、粗利益とも当社の予想をかなり下回った」とデビッド・オートンCEOはコメントしている。
第4四半期の売上高は5億5000万〜5億8000万ドルを予想。新製品に関して慎重な見方を取り、これまでの見通しを引き下げた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR