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Oracle増収増益、PeopleSoft統合も貢献

» 2005年06月30日 08時02分 公開
[ITmedia]

 米Oracleが6月29日発表した同社第4四半期(3〜5月期)決算は、売上高が前年から26%増えて38億8000万ドル、純利益は3%増の10億2000万ドル、1株利益は4%増の20セントとなった。

 ソフト収入は全体で31億2000万ドルとなり24%増加。データベース/ミドルウェアの新規ライセンス収入が16%、アプリケーションの新規ライセンス収入が52%、サービス収入が35%それぞれ伸びた。

 ラリー・エリソンCEOは発表文で次のように述べている。「Oracleのデータベース事業は今四半期も力強い成長を達成した。最新のGartner、IDC、Morgan Stanleyのデータベース調査では、いずれもOracleがデータベース市場のシェアを拡大し、IBMのDB2は落ち込んでいるとの結果が出ている。今四半期でこの傾向に拍車がかかった」

 アプリケーション売り上げと利益の増大にはPeopleSoftの事業統合も貢献したと、サフラ・カッツ社長は説明している。

 2005年度通期では、純利益は8%増の29億ドル、1株利益は10%伸びて55セント、売上高は16%増の118億ドルだった。

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