SAPは6月29日、Oracleからの顧客奪取を狙った「Safe Passage」プログラムの対象を中小企業に拡大すると発表した。
同プログラムではSAP製品の「mySAP All-in-One」への移行を支援。PeopleSoftまたはJD Edwardsソフトのライセンス料のうち最大で75%を、mySAP All-in-Oneのライセンスに転用できる。PeopleSoftとJD Edwardsアプリケーションの全バージョンとリリースが対象となり、mySAP All-in-Oneのパートナー各社を通じてサポートとメンテナンスを提供する。
PeopleSoftとJD Edwardsの顧客は、Oracleの買収により先行きが不透明になっているとSAPは強調。Safe Passageを中小企業に拡大することで、この層がSAPのソリューションにセキュアかつコスト効率的に移行できるようにすると説明している。
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