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MSのセキュリティパッチを装うスパムメールが出回る

» 2005年06月30日 09時41分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ企業のF-Secureは6月29日、Microsoftによるセキュリティメールを装ったスパムメールが出回っていると警告した。

 「Microsoft Security Bulletin」と題されたこのメールは、W32/Soberなどに対するパッチを装い、Microsoftの新しいセキュリティアップデートファイルをダウンロードするよう促すものだが、実際にはクラックされたサーバに置かれた実行ファイルをダウンロードすることになる。

 メッセージ本文に書かれているMS05-039というMSのセキュリティ番号は存在しておらず、正しい最新のセキュリティ番号はMS05-34。

 問題のサーバは現在、バンド幅制限を超過中だが、F-Secureではこれは既にだまされているユーザーが多数いる「悪い知らせだ」と見ている。

 MSのセキュリティ速報を悪用した例としては、2003年のSwenが挙げられる。

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