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Microsoft、Sasser作者情報の提供者に賞金支払い

» 2005年07月09日 07時31分 公開
[ITmedia]

 Sasserワーム作者のドイツ人少年が有罪を言い渡されたことを受け、米Microsoftは7月8日、捜査に協力した情報提供者2人に計25万ドルの賞金を支払うと発表した。

 SasserはWindowsに対して攻撃を仕掛けるワームで、昨年5月に出現して世界各国で感染を広げ、大量のコンピュータをクラッシュさせた。しかし情報提供者からの通報などをもとに、Sasserの出現から7日後には作者がドイツの警察に逮捕された。

 Microsoftはウイルスやワーム作者の摘発を支援する目的で、米連邦捜査局(FBI)や国際刑事警察機構などと協力して、犯人特定につながる有力情報を寄せた人物に賞金を出すプログラムを2003年に設置。今回の賞金もこのプログラムに基づいて支払われる。

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