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» 2005年07月13日 08時10分 UPDATE

EU、Intel欧州法人に立ち入り検査

欧州の独禁法規制当局がIntelとPCメーカー多数のオフィスに立ち入り検査を実施した。AMDでは「Intelの不法行為を示す証拠」を欧州委員会に提出済みという。(IDG)

[IDG Japan]
IDG

 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会が7月12日、Intel欧州法人とPCメーカー多数のオフィスに立ち入り検査を行った。

 欧州委員会広報官のリンダ・ケイン氏によれば、欧州委員会と独禁法規制当局の担当官が、Intelのオフィス数カ所とPCメーカーのオフィスに立ち入り検査を実施した。対象となったPCメーカーの数は公表していない。

 「今回の検査は現在進めている競争関連の調査に関連して実施された」とケイン氏。

 立ち入り検査を受けたPCメーカーの社名やどこの国のオフィスが対象となったかについて、同氏は明らかにしなかった。

 Intelの広報は、英スウィンドンと独ミュンヘンのオフィスが立ち入り検査を受けたことを認めた。欧州/中東/アフリカ地域のIntel広報担当者マルロ・トンプソン氏は「当社の事業慣行は公正かつ合法であるとIntelは確信している」と話し、「こうした調査で当局に全面的に協力するのがIntelの慣例であり、今回もそれに従った」と言い添えた。

 AMDでは欧州委員会による立ち入り検査の報を歓迎している。「これはIntelによる継続的なEU競争法違反についての調査で進展があったことを示すものだ」と、AMDの政府関係ディレクター、ジェンズ・ドリューズ氏は指摘。AMDでは「(Intelの)不法行為を示す強力な証拠」を欧州委員会に提出済みであり、この証拠は明らかに、EUが立ち入り検査という最強の武器をもって応えるに足るものだったと話している。

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