投資会社Vector Capitalは7月18日、ファイル圧縮ツールで知られる米WinZip Computingを買収したと発表した。買収条件は非公開。
発表資料によれば、同社のPCファイル圧縮ソフトWinZipはインターネットを通じて配布され、これまでに1億4000万人以上がダウンロードした人気ソフト。CNET Download.comの集計では、現在でも毎週50万近くダウンロードされる状況が続いているという。
新会長にはVector Capitalのパートナー、クリス・ニコルソン氏が就任。新たな成長に向けた戦略の一環として、Googleとの間で共同マーケティング/配布合意を成立させ、市場での立場強化を目指す。また、Outlookでメールの添付ファイルを自動圧縮・暗号化できる新ツール「WinZip Companion」もリリースした。
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