旧WorldComのCFOを務めていたスコット・サリバン被告が8月11日、同社を破綻に導いた110億ドルの不正会計にかかわった罪で、禁固5年の実刑判決を言い渡された。
ニューヨーク州南部の米連邦検察局広報によると、サリバン被告は昨年、詐欺、共謀、虚偽報告書提出の罪を認めて検察に協力することに同意。検察ではこれと引き換えに、減刑を求める書簡をバーバラ・ジョーンズ判事に提出した。
サリバン氏は検察への協力を通じて上司だったWorldCom元CEOのバーナード・エバーズ被告に背く形となり、エバーズ被告は7月に詐欺罪で禁固25年を言い渡されている。
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