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京大と大和証券、「見えざる資産」評価システムを共同開発へ

» 2005年08月15日 18時04分 公開
[ITmedia]

 京都大学と大和証券グループは8月15日、知的財産やブランドなどの無形資産価値を評価するシステムを共同開発することで合意したと発表した。

 企業が持つ特許権などは無形固定資産としてバランスシートに計上できるが、ブランド力やキャラクター資産、技術力などは定量的評価が難しく、財務諸表には反映されない「見えざる資産」となっている。

 京大大学院経済学研究科・木島研究室と同社グループは、こうした「見えざる資産」を適正に評価するシステム作りを共同で研究する。成果は投資信託の運用などに役立てたい考えだ。

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