米Microsoftはグラフィックデザインソフト「Acrylic」(コードネーム)のコミュニティー技術プレビュー(CTP)版をリリースした。
AcrylicはMicrosoftが2003年に買収したCreature Houseのソフトを基盤としたアップデート版で、ベクターベースとピクセルベースを組み合わせたグラフィックス環境を提供。今年6月に初のβが公開されていた。
.tif、.psd、.jpgなどのファイルフォーマットをサポートし、各種ソフトツール用にエクスポートできる。MicrosoftのOfficeとVisual Studioのほか、次期WindowsのWindows Vistaに搭載されるWindows Presentation Foundation(コードネームAvalon)のXAMLフォーマットもサポートされた。
このほか今回のCTPでは新機能として、クリップボードに画像をコピーする場合のアルファ透明サポート、ピクセルペインティングツールの機能強化、ドキュメント設定機能の強化、パレットレイアウトの使い勝手改善などが盛り込まれている。
ダウンロードサイズは80.9Mバイト。システムの推奨仕様はWindows XP SP2、Pentium 4プロセッサ、メモリ512Mバイト、モニタ解像度1024×768となっている。
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