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PSP、所有ソフトは平均3本、利用はゲーム中心

» 2005年08月22日 20時18分 公開
[ITmedia]

 インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は、PSPを所有しているユーザー1000人にPSPおよび家庭用ゲーム機に関する調査を実施、その結果を発表した。調査期間は2005年8月9日、10日。

 これによるとPSPの購入時期は、発売月である2004年12月が3割半ば、2005年1月〜2月がほぼ3割、2005年3月〜5月が2割半ば、2005年6月以降が1割強で、発売当日に購入したのは1割だった。

グラフ

 PSPソフトの保有本数は平均3.1本で、最多所有本数は男性では50本、女性では20本という結果になった。

 また、PSPで映画や音楽映像が楽しめる「UMD Video」については、持っていると回答したのは、男性13.5%、女性12.9%で、「持っていないし近いうちに買う予定もない」と回答したのが男女とも5割を超えており、購入意欲はまだ低いようだ。興味のある「UMD Video」のジャンルは男女とも「映画」が多く、9月発売予定のCGムービー「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」については、男女とも5割以上が購入あるいはレンタルで見てみたいと回答した。

 PSPでのメモリースティックDuoの使用状況は、男性5割弱、女性3割強に使用経験があるが、そのうちの半数近くが「最近は使っていない」と回答。7月27日に最新ファームウェア「システムソフトウェア バージョン2.00」が提供され、インターネットブラウザが利用できるようになったが、バージョンアップしたと回答したのは、男性2割半ば、女性1割強で、女性の半数はアップデータの配布を知らず、3割がバージョンアップする予定はないと答えており、豊富な機能がウリのPSPだが、まだ、ゲーム以外にはあまり利用されていないようだ。

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 なお、PSP以外の家庭用ゲーム機の所有状況は、「PS2」がほぼ9割、「PS(PSone)」が6割強、「ゲームボーイアドバンス」5割弱となっており、「ニンテンドーDS」の所有率は3割半ばだった。

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