日本電気大型店協会(NEBA)は8月25日、7月の販売実績発表(速報値)を発表した。総販売額は1865億4094万1000円で、前年比99.69%となり、前年をわずかに下回った。
テレビ、DVDなど“アテネ五輪特需”で好調だった商品が伸び悩んだほか、昨年は記録的な猛暑で売り上げを伸ばしたエアコンが86.74%と不調だった。また、DVD、エアコンは前年同月比で平均単価が4000〜5000円値下がりしたのも響いている。
一方で、冷蔵庫、クリーナー、電子レンジ、調理家電、理美容健康器具などは、特徴ある新製品の導入で堅調に推移しており、特需効果のあった前年を下回ったものの全体的には善戦していた。
なお、日本電気大型店協会の解散により、販売実績の公表は今回が最後となる(関連記事)。
順位 | 品目 | 前年比 | 構成比 |
---|---|---|---|
1 | その他OA機器 | 131.17% | 3.25% |
2 | 洗濯機 | 109.80% | 3.66% |
3 | テレコ | 118.05% | 1.48% |
4 | デジカメ | 107.06% | 2.72% |
5 | 調理家電 | 106.881% | 2.12% |
順位 | 品目 | 前年比 | 構成比 |
---|---|---|---|
1 | レコード等 | 83.18% | 1.17% |
2 | エアコン | 86.74% | 14.69% |
3 | DVD | 87.95% | 3.82% |
4 | 冷蔵庫 | 91.16% | 7.43% |
5 | オーディオ | 92.39% | 1.56% |
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