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» 2005年09月03日 08時15分 公開

米司法省、デジタルジュークボックスメーカーに非競合協定廃止要求

2種類しかなかったデジタルジュークボックス製品のメーカー同士が結んだ非競合協定は違法だとして米司法省が民事訴訟を起こした。

[ITmedia]

 デジタルジュークボックスを提供している英NSM Music Groupと米Ecastの間で協定を結び、競合を避けるためNSMが米国に進出しないと約束していたのは違法だとして、米司法省は9月2日、この協定の廃止を求めて米コロンビア地区連邦地裁に民事訴訟を起こしたと発表した。

 デジタルジュークボックスはバーやレストランに設置して、コインを入れるとデジタル音楽ファイルが再生できる装置。NSMはもともとCDジュークボックスのメーカーだったが、2002年後半に米国で自社のプラットフォームを使ったデジタルジュークボックスを投入することを計画していた。この当時、デジタルジュークボックス製品は2種類しかなく、そのうちの1つはEcastのプラットフォームを使っていた。

 その後NSMはEcastと協定を結び、自社のプラットフォームで米国に進出する計画を撤回。もしNSMが競合するデジタルジュークボックスプラットフォームを提供していれば、競争が促進され、製品の向上と価格低下につながっていたはずだと司法省は主張している。

 司法省では提訴と同時に和解案を提示。両社の間の非競合協定を廃止し、NSMの米国進出を妨げている要因を排除するよう求めている。

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