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道警が違法海賊版販売を相次ぎ摘発

» 2005年09月13日 22時08分 公開
[ITmedia]

 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によると、札幌地裁は9月13日、「Yahoo!オークション」を悪用してビジネスソフトの海賊版を販売した栃木県小山市の会社員の男(36)に対し、懲役10カ月・執行猶予3年(求刑・懲役10カ月)の判決を言い渡した。

 男は今年5月、著作権法違反の疑いで北海道警が逮捕した。「Windows Millennium Edition」や「Windows 2000」などビジネスソフトの海賊版を、昨年秋ごろから約半年間で約280人に販売し、合計約47万円を売り上げていたという。

 道警は9月1日にも、海賊版ビジネスソフトを販売していた同法違反の疑いで練馬区の自営業の男(69)を逮捕した。調べでは、男は2月4日ごろから3月下旬ごろまで、Yahoo!オークションで募った北海道登別市の男性ほか3人に対し、「Office Professional 2003」「Photoshop CS日本語版」などの海賊版をCD-R 9枚に無断複製し、郵送販売していた疑いがもたれている。

 7月には札幌市の職業不詳の男(32)も同容疑で逮捕。「スーパーマリオアドバンス」など38種類のゲームプログラムをDVD-Rに無断複製して販売していた疑いがもたれており、昨年2月ごろから約1年5カ月間に、海賊版ソフトを約900人に販売し、合計750万円ほどを売り上げていたという。

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