米America Online(AOL)が9月16日発表したブログに関する意識調査によれば、ブログは「癒し」目的で書いているというユーザーが半数近くに上り、ジャーナリズムやゴシップへの関心を大きく上回った。
この調査はDigital Marketing Services(DMS)がブログを作成しているユーザーを対象にオンラインで実施、執筆の動機やテーマについて600人から回答を得た。執筆しているブログの数は平均2種類で、ブログに費やす平均時間は1週間に4時間。
ブログを書く目的は「自分の考えや感情を人に伝えたい」(54%)、「自分の生活と関心事を記録しておきたい」(43%)などが多数を占めた半面、ジャーナリズムへの関心を挙げたのは16%、最新ニュースやゴシップへの関心は12%、政治評論は8%にとどまった。「家族や友人がやっているから」は21%、「インターネットの最新トレンドだから」は16%。
強い不安に駆られたり誰かのアドバイスが必要な時は、「ブログを書くかほかの人のブログを読む」との回答が31%に上り、「家族や友人に助言を求める」(32%)とほぼ並んだ。「プロのカウンセラーに相談する」は5%のみだった。
66%が「自分のブログを頻繁に更新しなければいけないというプレッシャーは感じない」と答えたが、「ほかの人がどれくらいの頻度でブログを更新しているかに注意を払うことがある」との回答も65%に上っている。
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