Symantecは9月23日、行動分析型のセキュリティ技術とフィッシング対策技術を手掛けるWholeSecurityを買収することで合意したと発表した。10月に買収完了の見通し。
WholeSecurityの技術ではウイルス、ワーム、トロイの木馬、キーロガー、フィッシングサイトといった不正コードの特徴と行動を分析し、リアルタイムで保護措置を提供する。従来のような定義ファイルやパッチを使わずに、行動に基づいて未知の脅威を検出・軽減できるため、ゼロデイ攻撃からユーザーを守ることが可能だという。
また、同社は業界の先端を行くフィッシング対策技術も擁しているとSymantecは説明。行動ベースのセキュリティ技術と併せて、Symantecのコンシューマーおよび企業向けセキュリティ製品のコアコンポーネントとしてWholeSecurityの技術を組み込む方針。
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