Mozilla Japanは9月28日、複数の脆弱性を修正したWebブラウザスイートの新バージョン「Mozilla 1.7.12」日本語版を公開した。
Mozilla 1.7.12では、9月23日にリリースされたFirefox 1.0.7日本語版と同様、危険性の高いいくつかのセキュリティ問題が修正されている。英語版Mozilla 1.7.12は9月21日にリリースされていた(関連記事)。
修正された問題には、IDN(国際化ドメイン名)の処理に起因し、任意のコードを実行される恐れのある脆弱性や、UNIX/Linuxのシェルコマンドの処理方法に関する脆弱性が含まれている。他に、XBM画像の処理過程におけるヒープオーバーランや「zero-width non-joiner」配列によるクラッシュの問題など7種類の問題が修正されたほか、バグフィックスも加えられた。
Mozilla Japanでは、Firefox 1.0.7のときと同じように、あらゆるユーザーに対しアップグレードを推奨している。Windows版、Mac OS X版およびLinux版がダウンロード可能だ。
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