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Yahoo!、未成年を食い物にするチャットルーム削除に同意

» 2005年10月13日 08時18分 公開
[ITmedia]

 米ニューヨークとネブラスカ州の司法長官は10月12日、未成年と大人の性行為をそそのかすようなチャットルームの削除・阻止にYahoo!が同意したと発表した。

 両州では、子供がアダルトチャットルームに自由にアクセスできる状態になっているとの通報を受けて捜査を開始。Yahoo!は当局との話し合いを受け、6月に問題のあるチャットルーム7万件を削除していた。

 削除されたのは「girls13 & up for much older men」などの名が付いたチャットルームで、多くは「学校・教育」「ティーン」などのカテゴリの中に作成されていた。捜査員が14歳の少女を装ってアクセスしたところ、アダルトルームに参加していると思われる相手から、性的内容の個人メッセージが25分の間に35通届いたという。

 今回の合意に基づき、Yahoo!はユーザーが作成するチャットルームの名称をすべて事前にチェックし、未成年と大人の性行為をそそのかすような名前がついたチャットルームが掲載されないようにする。もしそのようなチャットルームが発見された場合は24時間以内に削除する。

 また、National Center for Missing and Exploited Childrenのニューヨーク支部にYahoo!が17万5000ドルを寄付し、同組織について宣伝する10代向けのバナー広告を提供する。

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