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UFJのATMに隠しカメラ

» 2005年10月18日 13時19分 公開
[ITmedia]

 UFJ銀行は10月18日、首都圏の複数の店舗外ATMに、操作画面を撮影するための隠しカメラが設置されていたと発表した。カメラは撤去済みで、暗証番号盗撮による不正引き出しはなかったとしているが、盗撮された可能性のある顧客には、個別に連絡して暗証番号の変更を依頼している。

 同行がATMのわきに設置していた名刺サイズのチラシ入れ用小箱にカメラが隠し置かれているのが、9月上旬に見付かった。警察に相談して全ATMを調査した結果、首都圏の複数のATMにカメラが隠し置かれ、操作画面などが盗撮されていたと分かった。

 同行は再発防止に向け、小箱やチラシをすべて撤去したほか、全ATMコーナーを点検して巡回警備を強化。注意喚起の放送も行う。

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