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「Mac miniそっくりさん」PC、米国で発売へ

» 2005年11月04日 09時02分 公開
[IDG Japan]
IDG

 台湾のコンピュータメーカーAOpenが、Apple ComputerのMac miniによく似た小型PCを間もなく発売する。このPCは今年6月に台北で開かれたCOMPUTEXで初披露され、当時はMac miniとのデザインの類似が騒ぎを呼んだ。

 これら2つのマシンはサイズはほぼ等しい。いずれも165ミリ平方で、厚さ50ミリのAOpenのマシンの方がMac miniより若干薄い。また丸みを帯びた縁や、フロントパネル上部にCDスロットがある点も同じだ。しかし幾つか違いもある。AOpenのマシンは電源ボタンがフロントパネルにあるが、Mac miniはフロントパネルにはない。

 AOpenのマシンは「miniPC」と呼ばれ、IntelのPentium-Mプロセッサを搭載し、DVDバーナー、内蔵イーサネット、802.11a/b/g、Bluetooth、デュアルUSBポート、IEEE 1394ポート1基、DVIコネクタ、S-Videoコネクタを備える。

 それ以上の詳細な仕様は公表されていないが、台湾ではminiPCは512Mバイトメモリと80GバイトHDD搭載で提供されている。Celeron Mと512Mバイトメモリ、40GバイトHDDを搭載した2番目のモデルも台湾では提供されている。

 米国ではminiPCは今月から発売される予定で、Linux搭載バージョンはLinspireから399ドルで販売されるとAOpenは発表文で述べている。Windows XP搭載バージョンは499ドルからで、AOpenリセラーを通じて販売される。またカスタムPCメーカーのVoodooが900ドルのバージョンを提供する。

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