台北で開催中のCOMPUTEXで、AOpenはApple ComputerのMac miniに酷似したデスクトップPCを展示した。Mac miniとは異なり、Windows OSとPentium Mを採用している。
この製品はXC Cubeラインの1モデルと設定されており、IntelのPentium M搭載マシンの家庭向けブースで展示されている。Intelは複数のPCベンダーと同種のPCに取り組んでおり、今年後半にリリースされる予定だという。
AOpenの既存製品であるXC Cube PCはMac miniよりも大きいものだが、同社はPentium Mベースのマザーボードを小型化する予定だと5月初めに語っていた。
COMPUTEXで展示されている新製品はMac miniとほぼ同一サイズだが、スペックおよび価格は未定だという。Intelデジタルホームグループの副社長兼ジェネラルマネジャーであるドン・マクドナルド氏は、今春開催されたIntel Developer Forumの基調講演で、この種のコンセプトPCを発表している。
Pentium Mは、処理能力は高いが、大掛かりな冷却システムを必要とするPentium 4やPentium Dよりも、エンターテインメントアプリケーションに適した省電力性能を備えている。マクドナルド氏によれば、同グループはIntelの全分野の製品からデジタルホーム向けチップデザインを選択する権利を持っており、Pentium MベースのPCはマルチメディアエンターテインメントPCのための、非常に興味深い候補であると2月に話していた。
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