郵送されてきたCD-ROMをPCにインストールした預金者が不正送金の被害にあった事件で、北陸銀行(富山市)でも法人1社が同様の被害にあっていたことが分かった。
同行によると、法人向けインターネットバンキングの契約者向けに、同行を装ったCD-ROMが郵送されてきた。預金者がPCにインストールすると、銀行員を装った者から電話があり、少額の振り込みをするよう誘導され、従ったという。
振込先銀行と協力し、不正送金分は契約者に全額返却した。同行の調査では、CD-ROMが送付されたのは現時点ではこの1社のみ。同行は「CD-ROMでソフトを送るようなことは一切行っていない」として預金者に注意を呼び掛けている。
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