米Yahoo!が、商品比較サイトYahoo! Shoppingで「ソーシャルコマース」機能のテストを開始した。
これらの機能は、Yahoo! Shoppingユーザーがレビューやお勧めリストなどの商品情報を作成、検索、共有できるようにすることを目指したものだと同サービス責任者ロブ・ソロモン氏は説明する。
新機能の1つ「Pick Lists」では、ユーザーがYahoo! Shopping内に自分のWebページを設置して、同サイトの約9000万の商品の中から好きなものを選び、それに説明、レビュー、メモを付けたリストを作成できる。
ブログと同様に、ほかのユーザーのPick Listにコメントを付けたり、それらのリストをRSSで購読することもできる。Yahoo!は後に、ユーザーのPick Listに載っている商品へのリンクがクリックされた場合に、そのユーザーに売上の一部を渡す収益分配プログラムも用意する計画だとソロモン氏は話している。
レビュー機能は何年も前からYahoo! Shoppingで提供されていたが、レビューは特定の商品に対して関連づけられている。iPodのレビューは、iPodを検索したときに表示される。しかしPick Listは個々のユーザーの好き嫌いに焦点を当てており、ソーシャルコマース体験を促進するとソロモン氏は語る。
またYahoo! Shopping内の新しいセクション「Shoposphere」ではPick Listが集められ、ほかのユーザーがレビューを書いたり、リストに掲載した商品を検索できるショッピングソーシャルネットワークが構築されている。
このほかYahoo! Shoppingには以下の新機能や改良版の機能が加えられている。
Yahoo! ShoppingはeBay傘下のShopping.com、GoogleのFroogle、Shopzilla、PriceGrabber.comと競合している。
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