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海賊版販売に役割分担 ヤフオク悪用の男2人逮捕

» 2005年12月08日 21時20分 公開
[ITmedia]

 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の発表によると、鳥取県警は12月7日、「Yahoo!オークション」を悪用し、カーナビソフトの海賊版を販売していたとして、著作権法違反の疑いで横浜市の会社員の男(31)と神奈川県箱根町のホテル従業員の男(35)を逮捕した。

 調べによると2人は、6月13日ごろから7月22日ごろまで、ゼンリンのカーナビソフトなどをCD-Rに無断で複製し、ヤフオクで募った鳥取県倉吉市の男性ら4人に、CD-R合計6枚を1万1000円で郵送販売した疑い。

 会社員の男が出品と落札者とのやりとりを担当し、ホテル従業員の男がソフトの複製と発送を担当していたとみられる。入金用口座には5月初めから8月下旬ごろまでの間に約1000回の入金があり、総額約300万円が振り込まれていたという。

 会社員の男は、別の男に入金用口座を開設させ、キャッシュカードの譲渡を受けていたといい、この2人はカード詐欺の疑いで逮捕・起訴された。

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