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Google Calendarがいよいよリリースか

» 2005年12月14日 20時18分 公開
[Ben Charny,eWEEK]
eWEEK

 さまざまなブロガーが、インターネット検索大手のGoogleからカレンダー形式のオンライン予定表サービスがまもなく発表されると主張している。登場すれば、Microsoftに対する同社の新たな一撃だ。

 3人のブロガーが匿名の事情通からの情報として、「Google Calendar」が12月14日にリリースされると述べている。このサービスはGoogleのWebメール「Gmail」および地図サービス「Google Maps」と連携して機能するという。

 「予定表をとても便利に管理できる」とブロガーのポール・ケドロスキー氏は書いている。「Googleもほかの会社と同じく失敗する可能性はあるが、それは猿がタイプライターでシェークスピア作品を書き上げるのと同じくらいの確率だろう」

 Googleの担当者は現時点で電話取材に応じていない。

 Googleに関してはいろいろな噂があふれているが、多くはブログコミュニティーの中で飛び交うだけに終わるガセネタだ。一般に、長い間流れている噂は相対的に信頼性が高い。

 Google Calendarが“ブログされた”のは今年2月のこと。デーブ・ジュング氏がGoogle Calendarの登場を予測するエントリーを公開した。そのきっかけは、Googleの自動Webクローラーが同氏の教会のWebサイトが提供しているカレンダー情報の更新をチェックしていることに気づいたことだった。

 その後、Googleがそうしたサービスで使いそうなcalendar.google.comというWebアドレスがアクティブになっていることなどが証拠として挙げられた。ただ、このアドレスはGoogleのメインページをミラーしているものだ。

 GoogleがGoogle Calendarを計画することは、同社の戦略に合致している。Googleは、アクセスの多いMSNポータルを運営するMicrosoftに匹敵する多様なサービスを開発していると見られている。

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