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「検索の客観性は譲らない」――AOLとの提携でGoogleが表明

» 2005年12月24日 08時39分 公開
[ITmedia]

 GoogleがAmerica Online(AOL)と提携したことで、「中立」のイメージに傷が付くかもしれないとの懸念が浮上しているが、Googleは公式ブログに掲載したコメントで、そうした見方をはねつけた。

 ブログは検索製品/ユーザー体験副社長のマリッサ・メイヤー氏が12月22日に掲載した。Googleの検索結果が偏るかもしれないとの憶測について、「素晴らしい検索の提供は、われわれの事業の中核にある」と述べ、ビジネス関連の提携のために、検索結果の完全性や客観性で妥協することは決してないと強調している。

 また、GoogleのホームページとWeb検索結果ページには今後もバナー広告は置かないと表明し、「クレイジーで派手なグラフィックがGoogleサイト全体を飛び交うようなことは決してない」とメイヤー氏。

 AOLコンテンツのインデックス化については「世界のすべての情報を整理することが当社の目標」であり、この中にAOLコンテンツも含まれると説明。世界中のWebマスターと同様に、AOLのWebマスターとも協力すると述べている。

 広告の扱いをめぐる懸念に対しては、広告オークションでの表示でも、特定のパートナーを優遇することはないと言明した。

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