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バンダイ、エポック社を「玩具自販機特許を侵害」と提訴

» 2006年01月13日 18時46分 公開
[ITmedia]

 バンダイは1月13日、カプセルとカードの自動販売機に関する特許を侵害されたとして、エポック社による自販機の製造・販売・使用の差し止めと損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 バンダイによると、エポック社のカプセル自販機「ECCOH500」(EPOCH CAPSULE COLLECTION HOUSE 500)とカード自販機「カードガチャ自動販売機筐体」が、バンダイの関連特許5件(うち2件は大和精工との共有)を侵害しているという。

 バンダイは1976年にカプセル自販機に参入し、1988年に業界初のカード自販機を投入。それぞれ「ガシャポン」「カードダス」として親しまれ、昨年3月までにカプセル約22億個、カード80億枚を出荷した。

 バンダイは「これらの市場は、当社からの革新的なベンダーマシンの開発・投入によって形成・拡大されたものと自負している」とし、「やむなく訴訟に踏み切った」という。

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