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DVDをビデオ化して保存する母News Weekly Access Top10(2006年2月5日−2月11日)

» 2006年02月13日 15時48分 公開
[岡田有花,ITmedia]

 先週は、ライブドアの技術に関する記事がアクセストップだった。同社の堀江貴文前社長は、今日にも証券取引法違反で起訴される見通しだ。

 アクセス7位には、Blu-rayフォーマットの映画ディスクの卸売価格が、17.95ドルと大方の予想よりも安価に決まったという記事がランクイン。次世代光ディスクの価格競争が熱を帯びてきた。

 次世代光ディスクの覇権争いをよそに、記者の実家ではビデオテープがDVDに勝利しつつある。以前DVDに録画した韓国ドラマなどを、母がせっせとビデオにダビングし、アーカイブ化しているのだ。ビデオアーカイブをDVD化して保存する、という話はよく聞くが、その逆を行くのはなぜなのか――

 「だって一度出しちゃうと、どこまで見たか分からなくなるから」と母の答えは明快だ。ビデオなら、途中まで見て取り出しても、次にまたデッキに入れれば、止めたところから再生できる。しかしDVDは、途中まで見て一度取り出すと、次回の再生は冒頭からになってしまう。全機種がそうなのかは未確認だが、記者の実家の「DIGA」はそうだった。

 「チャプターを選べばいいじゃない」と言っても、「面倒だし、どこまで見たかをきちんと覚えてないから」と、彼女はあくまでビデオ派で、ビデオ用の本棚まで新たに作る始末。本棚の隅っこでビデオ化を待つDVDは、いかにも肩身が狭そうだった。

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