米RealNetworksは2月14日、12月31日締め2005年第4四半期(10〜12月期)の業績を発表した。売上高は8360万ドル(前年同期は7250万ドル)、純利益は2億9560万ドル。前年同期は100万ドルの純損失だった。
「2005年はRealNetworksにとって転換期となる年だった。年間利益で過去最高を達成し、黒字化を果たした。独占禁止法に関する訴訟で和解を勝ち取り、ゲーム事業も成長した」とロブ・グレイザーCEOは述べている。
売上高を部門別に見ると、音楽関連は前年同期比29%の伸び、ゲームは52%伸ばしている。ビデオなどの部門は前年同期比10%減となった。
同社は音楽サービスの有料会員が140万人を超えたと発表した。ほかのサービスを含めた有料会員数は225万人以上。
第4四半期の純利益2億9560万ドル(1株当たり1.61ドル)には、Microsoftとの独禁法訴訟和解により受け取った4億7800万ドル、訴訟関連費用の支払いなどが含まれる。Microsoftからは今後5四半期の間に、さらに最大で2億8300万ドルが支払われる予定。
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