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Grand Theft Auto問題で株主集団訴訟

» 2006年02月16日 07時52分 公開
[ITmedia]

 Take-Two Interactive Softwareの人気ゲーム「Grand Theft Auto: San Andreas」にわいせつシーンが隠されていた問題で、同社を相手取った株主集団訴訟が起こされた。

 法律事務所のMilberg Weiss Bershad & SchulmanとStull, Stull & Brodyは、米ニューヨーク州南部地区米連邦地裁に訴えを起こしたと発表。2004年10月25日から今年1月26日にかけてTake-Twoの株式を購入・取得した株主に対し、原告団に加わるよう呼び掛けている。

 訴状では、Take-TwoがGrand Theft Auto: San Andreasの業績に関して市場に虚偽の情報を提示し、ゲームの中にポルノ素材を隠していたことを公表しなかったのは証券取引法違反に当たるなどと主張している。問題の発覚を受けて同ゲームが成人指定になったことからTake-Twoでは業績見通しの引き下げを余儀なくされ、今年1月27日にはロサンゼルス市が同社を提訴したためTake-Twoの株価は14ドルを割り込んだ。

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