コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は2月20日、旧サイトURL「www.accsjp.or.jp」に対しアクセスが続いているとして、ISPなどを通じてユーザーに注意喚起すると発表した。
昨年1月、ウイルス「Antinny」に感染したユーザーによるDDoS攻撃を受け、URLを「www2.accsjp.or.jp」に変更した(関連記事参照)。変更時にもユーザーへの注意を促してきたが、約1年がたった現在でも旧URLへのアクセスは続いているため、日本データ通信協会 Telecom-ISAC Japanの支援を受けて再び注意喚起に取り組む。
ACCSは「当協会ホームページに対する攻撃対策だけではなく、Antinnyに感染するとPC内のデータが流出し、多くの被害者が続出していることから、セキュリティの観点からも感染ユーザーに対する注意喚起は有効」としている。
Antinnyをめぐっては、昨年10月にマイクロソフトが同ウイルスの削除ツールを公開。11月下旬の時点で約11万〜20万以上のAntinnyを駆除したと見られるが、感染PC全体の約40%にとどまっているもようだ(関連記事参照)。
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