全米工学アカデミー(NAE)は2月21日、2006年冬のエンジニアリング賞授与式を行い、「エンジニアリングのノーベル賞」と言われるチャールズ・スターク・ドレイパー賞をCCDの発明者に授与した。
ウィラード・S・ボイル氏とジョージ・E・スミス氏は、デジカメなどで光を検出するために使われているCCD(電荷結合素子)を発明した功績により、同賞と賞金50万ドルを授与された。
両氏は1969年、ベル研究所で磁気バブルメモリ技術に対抗する半導体へのデータ格納方法を模索していた。CCDの設計はその中で生まれ、初の実用的な固体撮像素子になった。
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