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» 2006年02月28日 17時46分 公開

検索エンジン業界は今こそ世代交代のチャンス?(2/2 ページ)

[Ben Charny,eWEEK]
eWEEK
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 EdgeioはRSSフィードの情報を利用し、自らのコンテンツがどのように発行、発見、閲覧されるかをあらゆる規模のWeb関係者が自ら管理するための手段を提供する。RSSは最近人気が急上昇中のセルフパブリッシング技術だ。

 皆の狙いは、この市場の何十億ドルという売上高だ。

 JupiterResearchによると、広告主は米国で2005年、2004年より35%増の42億ドルを有料検索に費やしている。またRadar ResearchとIntelliSurveyによると、米国とカナダの広告主は2005年、2004年より44%増の57億5000万ドルを検索エンジンでのマーケティングに費やしている。

 また有料リスティング市場の規模は2005年の40億ドルから、2010年には70億ドル規模に拡大し、12%の年成長率を記録すると見られている。

 インターネット調査会社Nielsen//NetRatingsによると、米国でのインターネット検索件数は2005年に全体で55%増加し、同年12月には約60種類の検索エンジンで51億件近くの検索が実行されたという。

 市場の後押しで、トップレベルのオペレーターが頭角を現したのは約8年前、Google創設者のラリー・ペイジ氏が大学の学生寮の自室で最初のデータセンターを始動させたときのことだ。

 Googleはすぐに注目を集めた。その勝因は使い勝手の良さにあった。使い勝手の良さは今でこそ当たり前だが、1998年当時は検索エンジンを使うのはまだ面倒な作業だった。

 それから約6年間、Googleはこれまでわずか数社の企業しか経験したことのないような発展と成功を享受してきた。

 Yahoo!はそれに屈せず健闘したもの、MSN、AOL、Ask Jeevesはそれぞれ市場シェアを大きく減らし、トップ争いから脱落した。Yahoo!は現在わずか6%の僅差でGoogleの後に付けている。

 当初の混乱が収まると、Google、Yahoo!、MSNの3社が市場を支配するようになった。2005年の時点では、これら3社がインターネット検索全体の81%を支配し、AOLとAsk Jeevesが1けた台のシェアでそれに続いている。

 こうした状況ゆえ、わずか数社の企業に膨大な利益が集まる結果となった。

 だがGoogleは最近、パッとしない各種の新機能、広報活動での失態、顧客サービスの不備などから、一部で支持を失っている。

 またYahoo!とMSNは、検索用語の情報を連邦機関に引き渡した事実が最近明らかになったことで、同様の打撃を食らっている。

 革新の停滞という問題もある。トッププロバイダー同士が互いに機能を競い合い、ブログやRSSフィード、インスタントメッセージング(IM)といった新しい分野に手を広げる一方で、新興企業やそのほか各社は検索に焦点を絞っている。

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