調査会社IDCが3月23日発表した予想によると、2006年の世界のIT支出は欧米と日本の経済安定および新興市場の成長が貢献する形で6.3%増える見通しだ。ソフト市場は7%、ハード/サービスは6%の成長を予想している。
IDCによると、2005年はインフラのアップグレードが集中してIT投資は6.9%増と2000年以来の伸びを記録したが、2006年はアップグレードサイクルがやや軟化し、全体の伸びはある程度抑制される見通し。
地域別では中国が14%、インドが21%と2けた台の伸びを示し、これにけん引される形でアジア太平洋(日本を除く)は9%増加。西欧は6%の伸びが予想されるが、米国の伸びは5.8%となり、昨年の6.4%増に比べると減速する見通し。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR