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まずタイトルを決めろ、話はそれからだ──というケータイ文学賞

» 2006年03月28日 21時40分 公開
[ITmedia]

 「タイトルが先だ!文学賞」──角川デジックス、バンダイネットワークス、公募ガイドの3社は、こんなケータイ小説文学賞の作品を4月7日から募集する。

 携帯電話で読む「ケータイ小説」。ディスプレイは小さく、「画面上の限られた情報のみで購入を決めるため、タイトルのインパクトが売り上げを左右する」といい、CDの「ジャケ買い」のように「タイトル買い」する傾向があるという。

 そこで「タイトルが先だ!文学賞」では、まず小説のタイトルを募集。次にキャッチコピーと表紙イラストを募り、“パッケージ”がそろった段階で小説の中身を募集する。「読者の視点で自分が読みたいと思う究極のケータイ小説をみんなで作り上げていく」という仕掛けだ。できあがった作品は、角川デジックスとバンダイネットワークスが運営する電子書籍サイト「文庫読み放題」で販売する。

 タイトルの募集は4月30日まで。はがきかインターネット(PCと携帯電話)で応募できる。応募作品から候補作3点を選び、うち1点を採用する。採用作は賞金3万円、候補作は1万円。

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