日立ディスプレイズは3月29日、輝度を自動的に調節する携帯機器用TFT液晶パネルを開発したと発表した。2006年度後半からのサンプル出荷を計画している。
パネルの額縁部分のガラス基板上にフォトセンサーを形成する技術を開発。センサーが周囲の明るさを測定し、結果をバックライト回路にフィードバックすることで輝度を調節する仕組みだ。
長時間室内で使用する場合は輝度を抑え、消費電力の節約につながる。また車がトンネルに入った際、カーナビ画面の輝度を自動的に下げることで画面を見やすくできる。
開発品は、4月19日から開かれる「Display 2006」(東京ビッグサイト)で技術展示する予定。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR