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京の山火事を鎮火せよ! 消防ヘリのフライトシミュレーター

» 2006年04月03日 19時46分 公開
[ITmedia]

 セガは、消防ヘリコプター搭乗を疑似体験できるフライトシミュレーター「エア・レスキュー・パイロット」を開発し、京都市内の防災センターにこのほど納入した。ヘリからの消火活動をゲーム感覚で体験できる。

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 実物の消防ヘリコプターの機体をベースにボディを作成した。機体前面に120インチのスクリーンを設置。リアルな京都の街並み・山並みを映し出す。画像には航空写真や国土地理院の標高データを活用したほか、有名な神社や建物は3Dで再現した。

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 ヘリコプターの操作や動きも本物に近づけた。操作は、操縦桿だけを使う「やさしい」と、操縦桿とレバーを使う「ふつう」、左右のペダルも使う「本格的」の3レベル。19インチのタッチパネルサブ画面も設置し、上空から見た地表の様子を表示したり、各種操作ができるようにした。

 シミュレーションは音声指示に従って煙の立ちこめる山火事を消火する「消火活動」と、「被害状況調査」「救急搬送」「救助活動」、京都市内を自由に回遊するフリーフライトの5つから選べる。

 ヘリは、京都市南区の京都市市民防災センターの3階「防災バーチャルコーナー」に設置した。体験は無料。操縦席に1人、後部座席に8人搭乗できる。

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 同コーナーには、同社が開発した地震・土砂体験アトラクションを納入済み。消防士体験ゲーム「消防士〜ブレイブファイヤーファイターズ」も設置している。

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