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「Haiku」案もあった「Origami」の由来

» 2006年04月04日 13時50分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftが当初「Origami」とコードネームで呼んでいたUltra-Mobile PC(UMPC)。なぜ日本の「折り紙」だったのか。4月4日の発表会で、名付け親の同社Ultra Mobile PCゼネラルマネージャーのオットー・バークス氏が語った(関連記事参照)

photo 薄型のコンセプトモデルを掲げるバークス氏

 バークス氏によると「当初は『Haiku』(俳句)という案もあった」。コンパクトでエレガント、がその心だが、最終的には「Origami」になった。「小さな紙からさまざまな形を生み出す大きな可能性を秘めている。UMPCも小型ながらさまざななものを作り上げていく可能性がある」という説明だ。

 Origamiプロジェクトを率いてきたビル・ミッチェルWindowsモバイルプラットフォーム部門担当副社長は「モバイルデバイスの進歩をけん引してきた日本市場はとても重要。日本の消費者に受け入れられなければ成功したとは言えない」と話し、“Origamiの国”を重視する姿勢を繰り返し強調。「まず日本で成功したい。日本のユーザーが何を求めているのかを学んでいきたい」と話した。

photo PBJが発売する「SmartCaddie」を持つミッチェル副社長

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