Googleは4月7日、携帯電話向けアドワーズ広告「Googleモバイル広告」を日本向けに始めた。携帯向け広告はGoogle初だとしている。
携帯電話向け検索の「Google.jp」で検索すると、検索キーワードに該当するテキスト形式のアドワーズ広告が、検索結果ページの上下に1枠ずつ表示される。
広告をクリックすると広告主のサイトにジャンプできる上、phone to機能を活用し、「電話」リンクをクリックすることで広告主に直接電話をかけることも可能だ。Googleがテストしていた「Click-to-Call」機能を先取りした形になる(関連記事参照)。
広告主はPCユーザーに加えて携帯ユーザーにもリーチできるようになり、ターゲットにできる潜在的顧客の幅が広がる。料金は既存アドワーズ広告と同様、キーワードごとに入札単価を指定。ユーザーが広告か「電話」リンクをクリックすると広告費用が発生する。
Googleの共同創設者、サーゲイ・ブリン氏とラリー・ペイジ氏は2004年の来日時、携帯電話の普及率が高い日本は研究開発戦略上の重要市場との認識を示していた(関連記事参照)。
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