富士通と三井物産は、光通信デバイス向け「量子ドットレーザー」の実用化を目指すベンチャー「QDレーザ」を月内に設立する。
量子ドットレーザーは、ナノメートルサイズの半導体微粒子「量子ドット」を使うレーザー技術。従来の半導体レーザーに比べ、温度による影響の少なさや低消費電力、長距離伝送などで優れる。
新会社は同技術の実用化を進め、富士通が日米でトップクラスのシェアを持つ長中距離光通信装置や光アクセス系市場での競争力を強化する。
富士通、三井物産とも両社のベンチャーキャピタルから資本金(資本準備金を含む)合計2億9000万円を出資。比率は富士通が61%、三井物産が39%。
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