ITmedia NEWS > 社会とIT >
速報
» 2006年05月25日 16時32分 公開

「MPAAに個人情報盗まれた」とサイト運営者が提訴

BitTorrent関連サイトの運営者が、MPAAに不正アクセスされて個人情報を盗まれたとして訴訟を起こした。

[ITmedia]

 米国映画協会(MPAA)に個人情報を盗まれたとして、ファイル交換情報サイトの運営者らが訴訟を起こした。

 この訴訟は5月24日、カリフォルニア州中央地区の連邦地裁で起こされた。原告は、P2PソフトBitTorrentに関連する検索サイトTorrentspy.comを運営するジャスティン・バネル氏ら数人。Torrentspy.comは2月に、多数のユーザーに著作物を違法に交換させたとしてMPAAに提訴された(2月24日の記事参照)

 訴状によると、MPAAは原告のサーバと電子メールアカウントに不正アクセスすることで機密情報を違法に入手し、米国およびカリフォルニア州のプライバシー・コンピュータセキュリティ関連法に違反したという。

 MPAAは違法と知りながら、ジャスティン氏の仲間だった人物に同氏らの情報を入手し、提供するよう持ち掛けた。この人物がジャスティン氏らの電子メールアカウントやサーバに無断でアクセスして個人情報を入手し、1万5000ドルの謝礼と引き替えにMPAAに渡したと訴状には記されている。

 MPAAが不正に入手した情報には、電子メール、IPアドレスやファイルアーキテクチャを含む原告のサーバのスクリーンショット、請求書、その他の個人情報や企業秘密が含まれるという。

 原告らは損害賠償を要求し、MPAAによるプライバシー侵害、1986年電子通信プライバシー法やカリフォルニア州統一企業秘密法などへの違反を差し止めるよう求めている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.