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PVR製品、登場7年で急成長

» 2006年06月06日 08時24分 公開
[ITmedia]

 パーソナルビデオレコーダー(PVR)はコンシューマーの需要が伸び続ける中、登場からわずか7年でニッチ製品から一般的な製品へと定着したと、ハイテク市場調査会社In-Statが6月5日まとめた報告書で指摘した。

 2005年のPVR製品出荷台数は世界で1900万台となり、前年より60%増加。世界出荷の82%は北米と日本が占めている。In-Statの予想によれば、世界出荷は2010年までに4200万台に達する見通し。

 PVR製品の販売額も66億ドルとなり、前年の45億ドルから大きく伸びた。

 米国のPVR導入世帯は現在1230万世帯で、これはテレビを保有する全世帯の11%に当たる。サービス提供の上位3社はTiVo、EchoStar、Time Warner Cable。

 エンドユーザーの満足度は極めて高く、In-Statがコンシューマーを対象に実施した意識調査では、PVRユーザーの86%が「極めて満足」「非常に満足」と回答した。

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