オンラインバンキングやショッピングサイトでWebアプリケーションがうまく機能しなければ、ユーザーにそっぽを向かれてしまう――。企業の通信ソリューション採用を支援しているEmpirixが、こんな調査結果を発表した。
英国のインターネットユーザー2000人を対象に実施した調査では、91%が銀行やショッピングサイトで3回試しても買い物や取引がうまくいかなかった場合、そのサイトの利用をやめると回答。取引を続けるためにその会社にわざわざ電話すると答えたのは1%のみだった。
ネットで不快な経験をした場合、約3分の1に当たる36%が、もうその会社とのネット取引は利用しないと回答。不快な経験が原因で、オンライン、オフラインとも特定の会社の利用を打ち切ったことがあるというユーザーも20%に上った。
Webアプリケーションの問題発生は日常茶飯事で発生しているのが現状だとEmpirixは指摘。Webサイトがうまく機能しないことが週に1〜4回の頻度であると答えたのは44%、少なくとも1日に1回は問題を経験していると答えたのは22%だった。
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