富士写と電通、ネット通販を支援するマーケティング新会社

[ITmedia]

　富士写真フイルムと電通は6月20日、インターネットマーケティングの新会社を設立し、営業を始めた。商品をネットで販売したい企業に対し戦略立案からサイト構築、顧客管理まで、必要な領域を一気通貫でサポートする。2009年度に売り上げ20億円を目指す。

　新会社は「エフツーエム」。資本金は2億円で、富士フイルムが66％、電通が34％を出資した。

　ネット通販に新規参入する企業に対し、事業計画・マーケティング計画の立案から市場リサーチ、ネット広告による集客、実際のサイトの構築や物流支援など、ECサイトに必要な業務をワンストップで提供する。

　企業がネット通販を新規に始める場合、既存のショッピングモールサイトなどに出店するケースが多い。新会社は、企業が自社サイトで自社のブランドイメージをいかしながらネット通販を展開できるようサポートしていく。