ゲームやインターネットなどの電子メディア利用増加に伴い、米国の国立公園を訪れる人が1987年をピークに減り続けているという調査結果を、自然保護団体のNature Conservancyが発表した。
国立公園を訪れる人は1987年までは50年間増え続けていたが、テレビゲームや映画レンタル、インターネットの利用およびガソリン価格の高騰が背景となり、約98%の減少につながったと分析している。
「滝のシミュレーションはナイアガラの滝とは比べ物にならない」と、Nature Conservancyのスティーブ・マコーミックCEOは強調。人類を支えてくれている国立公園や自然と子供を結び付ける手段を見つける必要があると結論付けている。
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