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ユーザーがデザインできる“次世代地図”

» 2006年06月28日 21時13分 公開
[ITmedia]

 アルプス社は6月28日、ユーザーと一緒に次世代の地図デザインを考える企画「ALPSLAB design」を始めた。テーマに沿った地図デザインをサイトで提案し、ユーザーに自由に作り替えてもらったり、人気投票してもらう。

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 「白地図」「午後10時の地図」「お江戸地図」など8種類の地図デザインを公開した。それぞれの地図に対してユーザに「良い」「悪い」を評価してもらい、評価の高い順にランキング表示する。

 ベクター形式の地図データを採用した。ユーザーは好みの地図の上に道路や鉄道、施設など必要な情報だけを表示し、オリジナルの地図を作れる。表示方位(北を上にするなど)も自由に指定可能だ。

 デザインした地図はPDF形式(A3かA4サイズ)で出力し、紙に印刷したり、メールに添付したりできる。ベクター形式を採用しているためラスターデータに比べ容量が小さく、なめらかで美しい地図を表示・印刷できるとしている。

 今後は、地図デザインの種類を増やしていくとともに、ユーザーがデザインした地図を公開できる機能を追加する予定だ。

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